HACCPは、食品の不備を事前に把握することが求められます。消費期限が過ぎているものは食中毒のリスクが高くなるので、そのような食品は使わないことはもちろん、消費期限についてはいつまでに使えるものであるのかしっかり記録を取るなど、HACCPの取り組みの中では詳細部まで求められます。ただ、詳細部といってもできる範囲の中で実施すれば良いのであまり難しく考える必要はありません。ちなみに、2021年6月1日以降は、全ての食品を取り扱う事業所やお店などHACCPの導入義務があり、飲食店などでは保健所が記録を見せて欲しいなどのように訪れる可能性もないとはいい切れません。

そのため、実行したことは必ず記録を取るなどしておいて、保健所が訪れた際に直ぐに見せることができるような状態にしておきましょう。お店のトイレに行くと、そこには掃除をしたときの記録が掲示されていることが多いかと思われますが、お店のトイレも掃除をしっかり行うだけでなく何月何日の何時に掃除を実施したのか、記録を行うことを以前から実施している飲食店も多いといえましょう。デリバリー専門のお店の場合は、従業員がトイレを使うことはあってもお客さんが使わないなどから掃除はするけれども記録をしていないケースもあるのではないでしょうか。HACCPを正しく実施するためには例えお客さんが使わないトイレでも、掃除をしたことの記録を付けるそれを保管することは重要です。

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